節電のために扇風機で効率よく涼しく出来たら嬉しいですよね。
氷と扇風機を使って風を冷たくできる方法があるって、よく聞きますが、実際どうやってするのか気になりますね。
今回は、氷と扇風機を使って涼しさを感じる方法と、その効果についてご紹介します!
※猛暑の昨今ではこの方法だけで暑さをしのぐのは無理です。
絶対に無理はせずに、暑い日はエアコンを使い、これからご紹介する方法は補助的な役割で使って下さいね。
お部屋をいろんな方法で涼しくできる!方法を知りたい人はこちら↓
【部屋を涼しくする方法!体感温度も下げて節電&夏を乗り切る!】
氷や保冷剤と扇風機で涼しい風を作る方法!
暑い部屋の中では扇風機の風だけだと、生ぬるい空気が循環するだけで、あまり涼しさを感じられない場合もありますよね。
でも、氷や保冷剤などと扇風機を一緒に使うことで、扇風機から出る風が1.5度ほどさがるという東京電力の実験結果もあります。
実際、我が家でもやってみましたが、明らかに風の冷たさが違いました!
ずっと風にあたっているとかなり涼しく感じます。
うちの小学生の息子にも風に当たってもらいましたが
「うぉー!寒い寒い!(すごい大げさ)」
と感動していました^^
やり方は簡単です。
お家にある保冷剤やペットボトルを使って涼しい風を作る事が出来ます。
カチカチに凍らない保冷剤を使用する場合
凍らせてもカチカチにならないタイプの保冷剤ってありますよね。
我が家では、子どもが熱が出た時や暑いときなどに枕代わりに使用するものですが、これを使う事が出来ます。
取り付け方は、扇風機の後ろ側の出っ張り部分に乗せるだけ。
取っ手があったので、挟んでみました。
取っ手がなくても、扇風機の首を少し下向きにすると安定して乗せる事が出来ます。
ただ、溶けてくると、保冷剤が結露するので、タオルなどを巻いた方がいいですね。水滴で壊れる可能性があります。
カチカチに凍る保冷剤を使用する場合
凍らせるとカチカチに凍ってしまうタイプの保冷剤の場合は、こうです↓
我が家の扇風機は、取っ手と首降りのオンオフのつまみボタンがあったので、そこの間に奇跡的にのせる事が出来ました。
取っ手などがなく、挟めない場合は、紐やワイヤーで保冷剤をくくりつけたり、養生テープで貼りつけるというのアリです。
保冷剤を後ろに乗せるという方法は、正しい扇風機の使い方ではないので、あまり重たい保冷剤だと首降り機能などに支障がでたり、水滴で壊れたりする可能性もあります。
自己責任でやってくださいね^^
凍らせたペットボトルを使用する
扇風機が壊れるのが心配な場合は、こっちがいいでしょう。
まずは、凍らせたペットボトルを5本くらい用意します。
扇風機と自分の間に凍らせたペットボトルを置いて、扇風機のスイッチオン!
これだけで、風が涼しくなりますよ。
保冷剤を取り付けるより、こっちの方がお手軽ですね。
ペットボトルの下にタオルを敷いたり、床が濡れないように結露対策をしましょう。
氷以外+扇風機で部屋を涼しくする方法
保冷剤を使用した方法をご紹介しましたが、保冷剤以外のものと扇風機を組み合わせても涼しく感じる事ができますよ^^
タオルを使用する
タオルを濡らして絞ってから冷凍庫に入れます。
ある程度冷たくなったところで、扇風機の後ろに畳んで置きます。
扇風機の上からバサッとかけると、全然風がこないので、ある程度畳んで、保冷剤のように後ろに置く感じにする方がいいですね。
ハッカ油を使用する
ハッカ油スプレーを作って、身体にスプレーします。
これで扇風機の風に当たるととっても爽やかで涼しく感じますよ。
扇風機とハッカ油スプレーで体感温度を下げる方法です。
クーラーボックスを使用する
クーラーボックスの中に、ある程度冷たい水を入れておき、自分と扇風機の間に置きます。
気化熱のしくみを利用した方法です。
ただ、逆に湿度が上がる事にもなるので、適量の水でやってみて下さいね。
氷を使わずに扇風機で涼しくする方法も3つ紹介しましたが、この中ではハッカ油スプレーが一番涼しく感じると思います。
お風呂にハッカ油を2~3滴垂らしただけで、お風呂に入ったにも関わらず逆に寒い!と感じることさえあるので、あくまでも少量から試してみて下さいね。
扇風機とエアコンの電気代の違い
ちなみに、扇風機とエアコンではどのくらい電気代に差が出るのか気になりますよね。
結論からいうと、家族4人のお家で、エアコンが2台、扇風機が4台のお家の場合。
エアコン2台を1時間使用した時の電気代は22.6円
扇風機4台を1時間使用したときの電気代は3.18円
エアコン2台と扇風機4台でも、かなりの金額差ではありますが、逆に1時間でこれだけ使ってもこんな値段なのね~とも思いますね。
この値段で危険な暑さを回避できるなら、エアコン使用したほうがいいですよね。
条件と計算方法
上の電気代の計算方法も一応ご説明しておきますね。
・8畳用エアコンの消費電力は600w、6畳用エアコンの消費電力は540wだった場合。
これを1時間使用した場合に、
8畳用エアコンは600w×1時間=0.6kwh
6畳用エアコンは540w×1時間=0.54kwh
両方合わせると1.14kwhになり、120khwまでは仮に19.88円だった場合
1.14w×19.88円=22.66円となります。
これだとエアコンも安く感じますね(もちろんお持ちのエアコンによって計算は変わります)
・家族が4人いた場合で、40wの扇風機を4台使用した場合
40w=0.04w×4台=0.16w
0.16w×19.88円=3.18円
扇風機4台を1時間使用した金額は、3.18円となり、1台当たり1時間1円もしないという事になります。
エアコンと扇風機を併用すると空気が循環しますし、効率よく部屋を冷やす事もできるので、これくらいなら併用するのもいいですね。
まとめ
扇風機と氷を使って涼しい風を作る方法をご紹介しました。
エアコンを使うほどではないけど、もう少し涼しい風が欲しいなぁという時にやってみてるといいですね。
暑い日には、扇風機だけでは厳しいので、無理をせずエアコンとの併用をするようにして下さいね。
コメント
すいません。大変参考になって、具体例では感動すら覚えました
ただ、電気代についてなのですが、これ、外気の気温によって
「大幅に違いがでる」のも圧倒的事実かと思われ、
この記事の中での一時間22円程度というのは、おそらく外気との差が
「温度設定27度にして、外気が32~33度程度」の「5度差程度」の
電気代ではないかと推測されます(よく使用されてる例だから)
問題は、これが7度差、10度差になると、2倍以上の電気代がかかり、
実質、省エネモードが効かなくなってしまうと、エアコンの機種によっては
ずっとフル稼働で電気代うん倍、一時間50円とか、今の電気代値上がりによって
は下手したらもっと、一日12時間稼働させたら・・・
一日ずっとフル稼働だと… 家族世代で超古いエアコンってあまり無さそうですが
賃貸住まいで一人暮らしだと、一人暮らしなのに電気代が2万円、3万円とか
あるのはこれが理由です。。
他の方の参考にもなるコメントを頂きありがとうございます!
確かに、外気との差で電気代は変わってきますよね。
今は電気代も値上がりしているので、おっしゃる通りだと思います。
お家の環境やお住まいの地域の気温、エアコンの機種なども電気代の増減に関わってきますね。
例に出したものはあくまでも参考程度にお考えください^^
すいません。つっこみのつもりは全くないのですが、
実は、風量をベースに電気代閑散すると、実は扇風機よりも
サーキュレーターの方がさらに電気代が安いです。
つまり、サーキュレーターを一つ部屋の中において、
何台も、可能なら6台とか7台とかつけっぱなしにしてしまうと
外気が37度とかの猛暑日にエアコン設定29度でも
体感温度が大幅に低く感じられ電気代も極めて低くなります。
記事の中にもありますが、
扇風機やサーキュレーターの電気代は外気にまったく無関係で
一定なので、エアコンに比べたらほとんど無視できるレベルに安く
一方、室内にいつも風が発生している状態は
圧倒的に体感温度も下がり、外部体温自体も下がります