暑くなってくるとお弁当を持っていくときに保冷剤はかかせませんよね。
私も子供にお弁当を持たせるときには、いつも使用しています。
でも、お弁当を保冷剤で冷やすときって、どこにどうやって保冷剤を入れたらいいんだろう・・・と悩むことありませんか?
今回は、お弁当に使う保冷剤について、詳しくお教えします!
お弁当に保冷剤はいつからいつまで必要?
お弁当に保冷剤を入れる目的は、もちろん、「お弁当が暑さで腐ってしまわないように」ですよね。
暑くて湿度が高くなってくると、菌が活発化して、どんどん増えてしまいます。
それを抑えるための保冷剤なので、お弁当に保冷剤を使うのは大体、日差しが強くなってくる5月のゴールデンウィークあたりから9月いっぱいくらいまでは使っています。
4月でも暑い日もあったりするので、体感で最近暑いなと思うようになったら、保冷剤を使用し始めるのがいいでしょう。
梅雨の時には、気温が低い日もありますが湿度が高いという場合が多いです。
湿度が高い日も保冷剤はお弁当に入れておくといいですよ。
保冷剤は冷房が効いている部屋でも必要?
最近は、幼稚園や小学校などでもお弁当はクーラーの効いた涼しい部屋に置いておいてくれることも多いですよね。
パパの会社でも、冷房が効いていることがほとんどだと思います。
そう思うと、別に保冷剤はいらないかな?と思うママもいると思いますが、そこに行くまでの通勤・通学のことを考えると、保冷剤は入れておきましょう。
電車通勤のパパでも、夏の電車は暑いです。
また、車で出勤していても、車内の温度は変化しやすく暑い環境が出てくるので、夏は必ず保冷剤を入れておいてあげましょう。
お弁当にいれる保冷剤はどんなのがいい?
保冷剤にもいろいろな種類や形がありますね。
大体、我が家ではケーキ屋さんなどのお店でもらったものを再利用していることが多いですが、今は100均やアウトドア用品店、お弁当コーナーなどでも売られていますね。
購入する場合は、ハードタイプのものより、ジェル状になるタイプの保冷剤を使用する方がいいです。
大きさもいろいろあるので、お弁当の大きさに合わせたり、食べる時間まで持つことを考えて、数や大きさを選択するのがいいですよ。
保冷剤の保冷効果はいつまで?
保冷剤の保冷効果が続く時間はどれくらいなのか気になりますよね。
大体、保冷剤の大きさをざっくり3パターンに分けると大中小になります。
外の気温などにもよって保冷効果の時間は変わってきますが、大体は以下くらいだといわれています。
大(12×17cm)容量200g 保冷時間(保冷バックを使用の場合)5時間
中(9×14cm)容量90g 保冷時間(保冷バックを使用の場合)3時間
小(5×12cm)容量30g 保冷時間(保冷バックを使用の場合)1時間
私は子供のお弁当に小サイズの保冷剤を一つを保冷バッグの中に入れて持たせています。
子供に聞いてみたところ、保冷剤はお昼にお弁当を食べるときには、溶けてはいるけどヒンヤリはしているよ~と言っていました^^
保冷バッグに入れた上で涼しい部屋においてあるみたいなので、条件にもよるみたいですね。
ちなみに、保冷剤をお弁当の保冷バッグに入れるタイミングは、子供が家を出る10分前に冷凍庫から出していれています。
なるべく、ちょっとでも長く保冷が続くように・・・と願ってギリギリにしていますよ^^
お弁当の保冷剤の入れ方
保冷剤を入れる場所
お弁当に保冷剤を入れる時にどこに入れれば、効率的に冷やすことができるのかなって悩みますよね。
「冷たい空気は下、暖かい空気は上にいく」ので保冷剤はお弁当の上に置くのがおすすめです。
保冷剤の冷気が下に下がっていくので、全体的に冷やすことができます。
ただ、ものすごく暑い日などは、お弁当の側面にも追加していれています。
お弁当に入れる保冷剤の数はいくつ?
基本は、お弁当の上に小サイズのものを1つだけで十分持つはずです。
持っていくお弁当が大きかったり、2段重ねの弁当の場合、屋外でお弁当を持ち歩く場合には1つでは足りない可能性があります。
その場合には、上に1つ、横に2つ入れてあげるとお弁当全体に冷気が回りますよ。
保冷剤が濡れる!対策は?
保冷剤は溶けると結露して、びしょびしょになってしまいますよね。
お弁当箱が濡れてしまったり、鞄の中までぬれてしまったりすると困りますね。
そういう場合は、保冷剤をハンドタオルやミニタオルなどで一度包んでからお弁当箱の上においてあげましょう。
私は、子供用の小さいミニタオルに包んで輪ゴムで止めてからお弁当の上に載せるようにしています。
最近、100均で買った「濡れない保冷剤」というのもあって、それは全然結露していないようです^^
2つで100円で、おしゃれな柄のものだったので、おしゃれなものを持ちたい我が家の女子中学生にも好評でした。
凍らせたおかずは保冷剤代わりになる?
冷凍食品のおかずには「凍ったままOK!」なんていうものもありますよね。
お弁当に凍ったまま入れておいて、お昼ごろには解凍されて調度良く食べられるという便利なもの。
こういうものは、保冷剤替わりにもなりますし、お弁当の中側からも冷やせるのでいいですよね。
うちは、よく自然解凍OKの枝豆とか、小さいゼリーとかを凍らせたものを入れたりもしていましたよ。
一つ注意なのは、自分で作ったおかずを冷凍したものを、凍らせたまま入れることです。
衛生管理が行き届いた工場で作られた冷凍食品とは違い、自分で作るおかずは多少なりとも雑菌が混ざっていたりもするものです。
一度、お弁当に入れる前に加熱をしてから入れる方が安心ですよ。
ペットボトルを保冷剤代わりに!
通勤をしている方なら、ペットボトルに飲み物を入れて自分で凍らせて持っていくよという人も多いですよね。
凍らせたペットボトルは、大きな保冷剤の代わりにもなりますし、保冷バッグにお弁当と一緒に入れておくと保冷剤替わりに使えます。
ただし、お弁当は冷えてくれてもペットボトルが凍ったままで、飲み物が飲めないということも考えられるので、飲み物を凍らせる量には気をつけてくださいね。
3/4を凍らせて、朝に冷たくした飲み物を1/4足すことで、お昼くらいには、ある程度溶けてお弁当を食べながら飲み物も飲めるようになります。
あまりペットボトルを凍らせた経験のない方は、凍らすときに注意してください。
普通のペットボトルは、凍らせると飲み物が膨張して割れてしまう可能性もあります。
基本的にはペットボトルを凍らせる場合は、冷凍が可能なペットボトルを使用するのがおすすめです。
夏でも保温ジャーは使って大丈夫?
保温ジャーはイメージ的には、冬から春にかけて使用するものと思われがちですが、使い方によっては、夏場でも保温ジャーを使用することが出来ます。
保温ジャーの本体は保温できる機能になっていますが、中に入れる容器には保温機能がついていないことがほとんどです。
菌の繁殖を防ぐためには、保温ジャーの中に熱湯を入れてフタをします。
その間にご飯もホカホカ状態で目いっぱいに入れてフタをして、スープ類はグツグツとしたものを入れます。
おかずはある程度、粗熱を取った物を入れましょう。
本体から熱湯をこぼして、すぐに容器を中に詰め込みフタを閉めれば、菌が繁殖できない65度以上の温度を5時間以上保つことが出来ます。
その逆に冷水や氷水で本体を冷やしておいて、ソーメンなどの麺類を冷やしたまま容器に入れて、スープもキンキンに冷やしておけば、冷たいままソーメンなどの麺類をつけ麺として食べることもできますよ。
まとめ
お弁当を持っていく場合に保冷剤はどれくらい入れたらいいのかなどを紹介しました。
特に暑い夏場のお弁当には、保冷剤は絶対にかかせないものです。
保冷剤以外にも、保冷バッグを使う、できれば涼しい場所で保管するなども合わせてできるといいですね。
せっかく眠たい思いをして作っているお弁当なので、お昼に安心して食べられるように、忘れずに入れてあげてくださいね。
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