お家のベランダや駐車場などに鳥のフンが落ちていると、なんとも言えないショックがありますよね・・・。
そのまま放置するのも、見た目がイヤだし、衛生的にも良くなさそう。
でも、鳥のフンには鳥インフルエンザのような病原菌が含まれているとも聞くし、触るのは心配。
どう掃除すればいいんだろうと、毎回頭を悩ませてしまいます。
さらに、コンクリートにフンをされるとシミになったりして、これも取れないので、本当に困ります!
そこで、今回はコンクリートについた鳥のフンを安全に掃除する方法をご紹介しますね!
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【コンクリートの掃除の仕方!汚れ別のやり方とおすすめ洗剤】
鳥のフンの掃除をするときの注意点は?
まず掃除をする前に、鳥のフンについての注意点を知っておきましょう。
病原菌に気を付ける
鳥インフルエンザというのを聞いた事がある人は多いと思いますが、それ以外にも鳥のフンには、いろんな細菌が混じっている事があります。
例えば・・・
・クリプトコッカス症
・オウム病
・ニューカッスル症
・ヒストプラズマ症
怖い病気もあるので、鳥のフンを掃除する時には、以下の2点に注意しましょう。
◆注意すること
・手袋をつける
・マスクをつける
素手で触って、手に傷があった場合には、その傷口から、病原菌が身体に入る事があります。
必ず、ゴム手袋やビニール手袋など、使い捨ての手袋を着用しましょう。
また、乾いた鳥のフンは、空気中に粉末となって舞いやすいです。
必ず、マスクを付けて吸い込まないようにしてください。
使う洗剤に気を付ける
コンクリートの掃除をするときには、使う洗剤にも気をつけましょう。
コンクリートはアルカリ性なので、塩素系の漂白剤やサンポールなどの酸性の洗剤は使わないようにしましょう。
コンクリートが変色してしまう可能性があります。
コンクリートの鳥のフンの掃除方法
手袋とマスクが準備できたら、掃除用具の準備です。
必要なものは
・新聞紙やボロ布、キッチンペーパーなど
・デッキブラシ
・水
・エタノール
準備がしっかりできたら、掃除の仕方は、後は簡単です。
鳥のフンに消毒用エタノールをかけます。
フンがエタノールでふやかしたら、その後、新聞紙やボロ布などでふき取りましょう。
エタノールをかけることで、殺菌も出来るので、作業も安心ですが、どうしてもエタノールがない場合は、水でふやかしてもOKです。
フンが乾燥して、掃除中に舞ってしまわないように、ふやかすのがポイントです。
頑固なものは、デッキブラシやたわしなどで、ふやかした後にこすって、水で流しましょう。
デッキブラシなど、使い捨てじゃないものは、使用後は消毒するようにしてくださいね。
フンのシミが出来てしまった場合は?
鳥のフンは、すぐに掃除すれば、先ほどご紹介した方法でキレイに取れるんですが、悲しい事に、シミになってしまうこともあります。
このシミがなかなか取れないんですよね。
鳥のフンには酸が含まれているので、コンクリートのアルカリ性と反応して、シミになってしまうんです。
この鳥のフンのシミをキレイに取りたい場合は、それを中和してくれるアルカリ性のものを使用するとキレイに落ちますよ^^
おすすめはコレ↓
・セスキ炭酸ソーダ
・重曹
シミの取り方は、簡単です!
フンのシミのある部分にセスキ炭酸ソーダか重曹を撒きます。
その後、霧吹きやホースの霧で水をかけて10分放置します。
その後、水で洗い流すだけ!
これだけで、キレイにシミが落ちますよ^^
しつこくて1回では取れない場合は、何回か繰り返すうちに薄くなっていくはずです。
鳥のフンの予防策
ベランダや駐車場のコンクリートに鳥のフンが付いている場合には、見かけた段階で掃除をすることが、重要なポイントになります。
鳥はフンが放置されていることで、「ここは安全な場所だ!」と判断してしまう事があります。
さらにはフンが放置されることで、ここに巣を作っても問題がないと思ってしまう可能性が高いです。
予防策としては、鳥のフンや羽があった場合は、すぐに除去しましょう!
電線が家の敷地にかかっていて、その電線に止まった鳥がフンを毎回しているのであれば、その電線の会社に電話をして予防対策をしてもらいましょう。
よく、電線にトゲトゲがついていたりしますよね。
そういった対策を無料でしてくれるはずです。
ベランダやカーポート内の予防策としては、
- 磁石を吊るす
- CDやDVDを吊るす
- ヘビや鷹などのおもちゃを設置する
- 鳥よけの忌避剤を使用
- 鳥よけネットを使用
このような対策が有効ですよ^^
まとめ
ベランダや駐車場のコンクリートに鳥のフンが付着した場合の注意点や掃除の仕方をご紹介しました。
まずは、エタノールや水でフンをふやかして取り除きましょう。
シミが付いてしまった場合は、セスキ炭酸ソーダや重曹でキレイに取れるので、試してみて下さいね。
しょっちゅう、敷地内に鳥が入ってくる場合は、ご紹介したような予防策をとると、フン害も減るので、こちらも試してみて下さい。
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