レシピを見ながら煮物を作っていると、「落し蓋をする」とよく書いてありますよね。
でも、たまにしかお料理しない人や、あまり煮物を作らないお家では落し蓋がないという事も多いんじゃないでしょうか。
せっかく途中まで作った煮物も、落し蓋がないと完成できないの!?と心配になりますが、大丈夫です!
落し蓋は、お家にあるものを使えば代用ができます。
今回は、落し蓋の代用になるものをご紹介しますね。
他の調理道具も代用可能!こちらで紹介↓
【調理器具の代用品!買わなくてもお家にあるものを使えば大丈夫】
落し蓋の代用になるものはコレ
アルミホイル
むしろ、私は落し蓋を洗ったりするのが面倒なので、よくアルミホイルを使用しています!
我が家では常にストックしているものなので、いつでも使いたいときに使えて、使ったら捨てるだけなので楽ちんです。
アルミホイルは、鍋の大きさに切ります。
真ん中に穴をあけて、鍋に投入!
お箸で鍋肌に合わせてツンツンとアルミホイルをつついて、食品と密着するようにします。
特に、鍋の丸い形に切る必要はありません!
端っこは適当にお箸でツンツンして整えておけばOKです。
アルミホイルを使うメリットとして
・使うのも捨てるのも手軽
・変形自在で鍋に合わせやすい
この2点で、本物の落し蓋よりもかなり重宝しています。
一つ、心配なのは溶けない?という事だと思います。
アルミホイルの耐熱最高温度は660℃くらい。
基本的には、煮つけたくらいでは溶けません。
ただ、使う状況や長時間使用する事で溶けてしまう事もあるようです。
今まで、何度も使っていますが、私は溶かしてしまったことはないですね。
もし溶けてしまったとしても、少量であれば問題はないということなので、それほど心配はいらないと思いますよ。
キッチンペーパー
もう一つ、おすすめなのは、キッチンペーパーで代用することです。
使い方も簡単!
私は、1枚だとなんとなく破けそうで不安なので、2枚重ねて使います。
2枚重ねたら、いくつか適当に箸などで穴をあけておきます。
穴をあけなくても使えますが、空気がぬけずに浮いてきてしまうことがあるので、穴をあけておくとピタッと食材にくっついてくれますよ。
このキッチンペーパーにもメリットがあります^^
・灰汁とりをしてくれる
・使い捨てで楽ちん
・軽い
最大のメリットは、灰汁取りをこのキッチンペーパーがしてくれちゃうというところです。
灰汁を吸ってくれるんですよ^^
灰汁取りって結構面倒ですが、キッチンペーパーをかぶせるだけで、灰汁もとれちゃうので、より煮物づくりが簡単になります!
また、ステンレス製などの落し蓋に比べると、紙なのでかなり軽いですよね。
軽いので、上にのせても柔らかい食材をつぶす事もなく調理できます。
デメリットとしては、破れやすいこと。
取り出す際には、細かくちぎれて破れてしまわないように気をつけて取り出してくださいね。
クッキングシート
クッキングシートがお家にある場合は、クッキングシートでも代用は可能です。
使い方は、アルミホイルと同じで、鍋の大きさに切りとり、真ん中をちぎって穴をあけて、食材の上にかぶせます。
丸く切ったほうが収まりはいいですが、切らなくてもお箸で鍋にフィットするように軽く押さえてあげるだけでも大丈夫です。
キッチンペーパーより破れにくいので、私はどっちかというとこちらを使う方が好きです。
キッチンペーパーとは違い、クッキングシートでは灰汁取りはできません。
お皿
お皿も簡単に落し蓋の代用品として使えます。
食材の上にのせるだけ!
お皿を使うメリットは、多少の重さがあることで、より食材に味を染み込ませることが出来るところです。
また、すぐに使えるのもいいですよね。
デメリットとしては、重すぎるお皿を使うと食材が潰れていしまう可能性があります。
また、取り出しにくいのが、難点です。
取り出す時は、火傷をしないように菜箸や布巾などを使って、気を付けて取り出して下さいね。
キャベツ
キャベツも落とし蓋の代わりになります。
処分しがちな外側の大きな葉をよく洗ってから使うといいですよ。
大きさがあるので、上手くかぶせる事が出来ます。
葉の大きさが足りない場合は、大きめの葉を何枚かうまく重ねて、食材の上に乗せましょう。
キャベツを使うと、調理が終わったらそのまま食べてしまうことも出来るので、エコな代用になりますよ^^
キャベツ以外にも、白菜やレタスなど他の葉物野菜を使っても大丈夫です。
個人的には、白菜は煮物の味付けによく合う野菜なので、美味しく食べられて好きです^^
落し蓋なしではダメ?
落とし蓋の代用をご紹介しましたが、そもそも落とし蓋ってないと料理できないの?とも思いますよね。
もちろん、なくても作れます。
ですが、落とし蓋をすることで、お料理の出来がよくなります。
落し蓋の効果
落とし蓋をするメリットとしては、以下の3点。
1.味が良く染み込む
2.時短効果
3.煮崩れの防止
これらの効果が期待できます。
落とし蓋を使う事で、少ない煮汁でも食材にしっかり味を付けて、煮込む事が出来ます。
グツグツしている煮汁が落とし蓋に当たって、煮汁から出てしまっている食材の上部分にもしっかりと煮汁がいきわたります。
煮魚などは、多い煮汁で煮ると浮いて煮崩れてしまいますし、少ない煮汁で落とし蓋なしで煮ると、魚の上部分に煮汁がいきわたらないので、途中ひっくり返さないといけなくなります。
お魚ってひっくり返そうとすると崩れることが多いですよね。
そういう時も落とし蓋があれば、解決します。
たけのこなど、お湯の中で浮いてきてしまうものを、ほどよい重みで沈めてくれるという役割も果たせます。
また、落とし蓋をすることで、熱を逃がしにくくするため、食材に短時間で火が通ります。
煮汁の蒸発を防ぐこともあり、ないよりはあった方が仕上がりがキレイに美味しく出来上がりますよ。
おすすめの落し蓋
料理をよくする方なら、落とし蓋を持っていて損はありません。
おすすめの落とし蓋も紹介しますね。
ステンレス製の落とし蓋
定番の落とし蓋と言えば、やっぱりステンレス製。
穴が複数あいていて、ほどよい重さもあり、シンプルで使いやすいです。
ステンレス製は洗いやすく、衛生的。
100均でもよく見かけます。
シリコン製の落とし蓋
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シリコン製で、突起がたくさんついている落とし蓋は、灰汁も一緒に取ってくれて便利です!
食洗機対応は不可となっているのですが、レビューを見てみると食洗機で洗っている人も多いみたいですね。
手洗いの場合はブラシなどを使わないといけないので、すこし面倒かもしれませんが、灰汁取りがパッと出来るので、忙しい料理中のひと手間が省けるのは嬉しいですね。
マーナ ブタの落としぶた 大 K900 MARNA(マーナ)
こんな可愛いタイプの落とし蓋も。
蓋というか豚ですよね^^
見た目が可愛いので、料理中も癒されそうです。
この落とし蓋は、ラップ代わりにお皿にかぶせて、電子レンジでチンする事もできます。
落とし蓋の使用頻度が少ない方でも、持っていると便利ですよね。
まとめ
落とし蓋の代用品をご紹介しました。
使い捨て出来るアルミホイルやクッキングシート、キッチンペーパーはとても便利で、おすすめですよ^^
落とし蓋をすることで、色んなメリットもあるのでお家にあるもので、ぜひ代用して落とし蓋をして下さいね。
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