冷蔵庫の中は、意外と汚れやすいですよね。
知らないうちに、何かの汁がこぼれていたり、調味料の液だれがあったり。
野菜くずや野菜についていた土が溜まってしまっていることも。
ただ、大がかりな掃除をしようと思うと、なかなか大変そう・・・。
そこで、今回は、楽に短時間で冷蔵庫の中の掃除をする方法をご紹介します。
気になっていた汚れも簡単にスッキリ落とせて、気分もスッキリしますよ~。
冷蔵庫内の掃除の計画と準備
冷蔵庫の中の掃除をする場合は、しっかりと計画的にやると、後で「やってしまった!」という事もなくなります。
また、計画的に掃除を進める事で、掃除の気分的な負担も減ります。
さらに、小さいお子さんがいたり、お仕事が忙しかったりで、長時間掃除に時間をとっていられないという方でも、しっかりお掃除する事が出来るようになるんです!
冷蔵庫内の掃除の順番を決める
冷蔵庫は、いろんな部屋に分かれていますよね。
一気に食材を全部出して掃除するというのは、結構、大変です。
ですので、チルド室や野菜室などの部屋ごとに分けて掃除をしていくのがおすすめです。
例えば、今週末は、野菜室だけ。
来週末はチルド室だけ。
冷蔵室は、大きくて大変だから、今日は上半分だけ。
明日は、下半分だけ。
というように、小さい部屋ごとに日を分けて掃除すると、かなり精神的負担も減りますし、短時間でその日の掃除は終了と出来るので、忙しい方でも最後まで掃除できます。
もちろん、時間とやる気があれば、その日に一気にやってもOK!
冷蔵庫内の食材を取り出す
大体、どこの部屋から掃除するか決まったら、掃除するところの食材を取り出します。
ここでポイント!
この掃除をするタイミングでおすすめなのは、食材が少なくなった時です。
食材が少ないと、食材を出し入れする手間も減りますし、掃除している間の保管も楽になります。
私は大体、冷蔵室の食材なら、少しの間、野菜室に入れておいたりしていますよ^^
一部だけを順番に掃除するので、冷蔵庫の電源は落としません。
食材がいっぱいで他の部屋に移せない場合は、クーラーボックスやカゴバッグの保冷機能がついているものなどに、保冷剤と一緒に入れて、お家の冷暗所に置いておきましょう。
冷蔵庫の中の掃除の仕方
冷蔵庫の中の掃除に使う洗剤
冷蔵庫の中の掃除には、特別な洗剤は必要ありません。
重層があればOKです。
重層は100均でも売られていますよね。
ベタベタの油汚れやこびりついた汚れにも対応できて、ニオイが移りやすい冷蔵庫の消臭にもなります。
重層を100mlの水に小さじ1をしっかり溶かして、重曹水を作り、スプレーボトルに入れると使いやすいです。
ちなみに、始めから重曹水として100均でも売られていますよ^^
重層で大体の汚れは落ちると思いますが、他にも、
・セスキ炭酸ソーダ水(水200ml:セスキ小さじ1)
・クエン酸水(水100ml:クエン酸小さじ半分)
この2つも使えます。
セスキは重曹よりも、汚れが落としやすいもの。
クエン酸は、水垢などがヒドイ場合に使うといいですよ。
外せるものは外して掃除する
冷蔵庫内の棚や、引き出しのトレー、中には、引き出しごと全部外せるものがあります。
外せるものは、全部外して冷蔵庫の外に出します。
わが家の冷蔵庫では、棚、ドアポケットのポケット、野菜室や冷凍室は丸ごと外すことが出来るようになっています。
大体、手前側を持ち上げて引っぱれば取れるものが多いです。
機種によって違うので、外し方や、取り方が分からない場合は、説明書を確認してくださいね。
棚や部品などを掃除している間は、冷蔵庫の扉を閉めておくことが出来るので、電気代も気になりません^^
棚や部品の掃除の仕方
1.棚や扉のポケット、細かいデコボコが多いものは、中性洗剤(食器洗剤)とキレイなスポンジで洗います。
細かい所は、綿棒や清潔なブラシを使い洗いましょう。
なかなか消えない汚れは、メラミンスポンジを使ってみるのもおすすめです。
水気が残ったままだと、菌の繁殖の原因になるので、しっかり拭きあげるか、乾かしておいてください。
2.引き出しのトレーなど大きいものは、重曹水をスプレーして乾いた布で拭き上げていきます。
あらかた汚れが取れたら、水拭きをして、重層が残っていないか確認してください。
重層が残っていると、乾くとその部分がザラッとすることがあります。
3.最後に、全ての部品や棚にアルコールスプレーを吹き付けて、乾拭きをします。
アルコールスプレーで除菌しておけば、食材を入れる場所としては安心ですし、カビも生えにくくなります。
冷蔵庫の機種によっては、アルコールを使うのがNGな場合もあるので、アルコールを使う前には説明書など確認してください。
アルコールNGの場合は、ジョアンなどのノンアルコールの除菌スプレーを使用するといいですよ^^
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最後に除菌はしますが、掃除する時に使うスポンジや布は新品のものを使うと菌が移る心配もないので、更に安心です。
庫内は拭き上げる
ここは、冷蔵庫をあけたままでやる事になるので、手早く済ませましょう!
部品を全部取った状態で、庫内も重曹スプレーで拭き上げていきます。
天井から、側面、下の部分と、上から下へと拭き上げていきましょう。
重層スプレーで汚れが落ちたら、水拭き→アルコール除菌をしておきます。
ゴムパッキンも掃除する
ドアについているゴムパッキン部分も汚れが溜まりやすい部分です。
ドアパッキンは、ドアを少しあけるだけですぐ見える場所にあるので、冷蔵庫の中の冷気が逃げないように、少しだけ開けて作業します。
1.重曹水で拭く
2.水拭き
3.乾拭き
この順番で拭いていきましょう。
細いパッキンの溝は、綿棒を使うと、すーっと拭きやすいですよ^^
ここまで出来たら、外した棚などをすべて元の位置に取り付けます。
食材の元に戻す
冷蔵庫に食材を戻していきましょう。
ついでなので、食材で消費期限切れのものがないか確認したり、悪くなっているものがないか確認しながら戻します。
不必要なものが冷蔵庫に入っていると、どんどん何が入っているのかわからなくなり、食品ロスにもつながります。
どこに何が入っているかわかるように、大体の使用用途や品別に、カゴなどに分けて入れていくと管理しやすいですよ^^
カゴに入れて置くと、冷蔵庫に直置きすることがなくなるので、庫内を清潔に保つ事もできます。
カゴだけたまに洗うと、冷蔵庫に汚れが付くことも少なくなりますよ。
まとめ
今回は、冷蔵庫の中の掃除についてご紹介しました!
冷蔵庫の中の掃除は、一気にやると疲れるので、部屋ごとに分けてちょこちょこっと掃除していくのがおすすめです。
中の棚や部品はサッと取り外して掃除することで、電源入れたままでも掃除することができます。
食材の少ない時に、ちょっとずつ掃除していってみて下さいね。
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