プラスチックの保存容器やプラスチックの哺乳瓶などの赤ちゃん用品は、常に清潔にしておきたいですよね。
特に、保存容器の場合は、長期間食品を保存することもあるので、しっかり殺菌をしておく必要があります。
殺菌をする方法として、昔ながらの消毒方法に煮沸消毒があり、お家でも手軽に行ることができるんです。
ただ、プラスチックを煮沸消毒する場合は、熱で溶けてしまわないか?変形するんじゃないか?と色々不安ですよね。
そこで、今回はプラスチックの消毒の仕方を詳しくご紹介します。
いくつか注意をしながらやる必要があるので、一緒にしっかり確認していきましょう。
瓶や布巾などの煮沸についてはこちら↓
【煮沸消毒の時間はどれくらい必要?瓶やプラスチックなど注意点】
煮沸消毒ができるプラスチック
耐熱温度は100度以上
プラスチックといっても、いろんなものがあります。
煮沸消毒をしたい場合は、まずは、その製品の耐熱温度を確認しましょう。
煮沸消毒をする場合は、耐熱100度以上ある必要があります。
耐熱温度は、食品の保存容器や食器類であれば、底面に書かれている事が多いです。
私がつかっている保存容器ですが、こちらは耐熱120度となっています。
書いていないものは、ネットの通販ページなどに書いていることもあるので、同じ製品で検索して探してみるといいですよ。
耐熱温度がわからない場合は、煮沸以外の消毒方法も最後にご紹介しますので、そちらを確認して消毒してください。
プラスチックの種類に注意
プラスチックと一言で言っても、いろんな種類のプラスチックがあります。
例えば、ポリプロピレン、フッ素樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネートなどいろんな種類のプラスチックがあります。
この保存容器はポリプロピレンですね。
このように、どんなプラスチックかというのもわかるようになっています。
特に煮沸消毒する時には以下のプラスチックに注意してください。
プラスチックの煮沸消毒の仕方
耐熱温度やプラスチックの種類の確認が出来たら、煮沸をしましょう。
大体、サルモネラ菌などの食中毒を起こすような菌のほとんどは、75度以上で1分くらいの加熱で殺菌することができます。
グツグツしているお湯の温度は100度くらいあるので、5分ほど煮沸しておけば、十分殺菌はできていると考えられます。
お湯の温度は100度でも、なべ底はもっと熱くなっているので、なべ底には布巾を敷いておくと、100度以上の熱で溶けたりする心配も軽減されます。
熱による変形が気になる場合は、ガスコンロの設定などで90度など温度調整が出来れば
90度くらいで5分の煮沸でもOKです。
プラスチック容器のその他の消毒の仕方
耐熱温度が低くて煮沸消毒が出来ないものの場合は、別の消毒方法で消毒しましょう。
アルコール消毒
煮沸消毒よりも、楽にできるのがアルコール消毒です。
今では、もうおなじみになっている消毒方法ですね。
食品を入れる容器や、直接口が触れるようなものを消毒する場合は、食品OKのアルコール消毒液を使用しましょう。
有名なのは、こちら。
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食品に直接吹きかける事も出来るものです。
アルコール消毒は、直接にプラスチックに吹きかけて、自然乾燥させるか、キッチンペパーなどにアルコール消毒を含ませて、拭くだけです。
プラスチックの中には、アルコールで変質するものもあります。
この3つは、アルコールで白っぽく変色してしまう事もあるので気を付けて下さいね。
電子レンジで消毒
ちょっと大きめの容器など、鍋に入らないようなもので、熱で消毒したい場合は、電子レンジも使えます。
電子レンジ消毒が出来るのは、もちろん「電子レンジOK」のものだけなので注意して下さい。
蓋もレンジOKの場合は、ラップじゃなく蓋をしてチンすればいいですよ。
哺乳瓶の場合は、専用のスチームケースが売られていますよ^^
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ハイター消毒
消毒液として有名なハイターも、プラスチック容器や哺乳瓶の消毒に使用することができます。
ハイター消毒は、大きい浸け置き容器があれば、一気にいろんなものを消毒する事が出来るので便利です^^
すすぎだけはしっかりするようにしましょう。
まとめ
プラスチックの煮沸消毒をする場合は、その製品の耐熱温度を必ず確認しましょう。
耐熱温度が守られていれば、よっぽどのことが無ければ溶けることはありません。
ただ、ご紹介したように、なべ底の温度はかなり高温になるので、鍋の中に布巾を敷いて、その上にプラスチックを置くのを忘れずにして下さいね。
煮沸以外にもいろんな簡単な消毒の方法はあるので、心配なものは別の方法で消毒すると安心です。
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