はちみつを使おうと思ったら、白く固まっていて容器から出てこない!という事、寒くなってくるとよくありますよね。
私も中身が8割ほど残っているのに固まってしまう事もよくあって、かなり困っていました。
でも、簡単に元に戻す方法がありましたよ^^
ただ元に戻しても、食べても問題ないものなのか?というのも気になりますよね。
そのあたりも一緒に詳しくご説明しますね。
醤油やみりんなど他の調味料の保存方法↓
【調味料の保管場所と正しい保存方法はコレ!劣化を防いで安全に】
はちみつが固まる原因
はちみつが固まる原因は、温度とブドウ糖にあります。
大体、はちみつが固まっているのを発見するときって冬だったり、冷蔵庫で保存していた時じゃないでしょうか?
はちみつは温度の低い場所に置いていると、はちみつに含まれているブドウ糖が結晶化して、固まってしまいます。
常温で置いている場合でも、冬は室温も下がるので、固まる原因になるんですね。
冷蔵庫に入れてしまっていたら、なおさら固まってしまいます。
ちなみに、はちみつには、いろんな種類がありますが、はちみつ加工食品ではなく、「純粋はちみつ」と言われるものほど固まりやすいです。
はちみつといっても花の種類があって、どの花から採られたはちみつかによっても、結晶化しやすいかどうかは変わってきます。
よく見かける「れんげ」のはちみつは固まりやすく、「アカシア」はちみつは固まりにくいそうですよ^^
今、我が家にあるはちみつを見てみましたが、どうやら「れんげ」のはちみつでした。
寒くなってくると、毎回固まるので、秋ごろからアカシアに代えてみようかなと思います。
はちみつを元に戻す方法
固まったはちみつは、簡単に元に戻す事ができます。
はちみつは、一度固まっても劣化したわけではないので、元に戻せば問題なく食べられるので、安心してください。
固まったはちみつを元に戻す方法は、「湯煎」をする事です。
電子レンジを使った方法もありますが、容器が溶けたり、はちみつが焦げたりという可能性もあるので、湯煎の方法が一番安全で失敗がなくおすすめです。
瓶に入っているもの
ビンに入ったはちみつの場合は、お鍋で直接湯煎します。
やり方はとっても簡単ですよ^^
はちみつの湯煎のやり方
1.お鍋にはちみつの瓶を入れる
2.固まったはちみつの少し下あたりまで鍋に水を入れる
3.弱火で温める。
注意点
・ビンの蓋は必ず開けておいてください。
・沸騰させないように気を付けて、ゆっくり温めて下さい
柔らかい容器(チューブタイプなど)
ビン以外の容器の場合は、直火にかけると溶けてしまう可能性があります。
スーパーでもよく見るこういうタイプですね。
その場合は、45~60度くらいのお湯に容器をつけておきます。
マグカップなどにお湯と入れておけばOKです。
この場合は、少し時間がかかって30分から1時間はつけておく必要があります。
30分もすれば、お湯が冷めるので、途中でお湯を入れ替えたりして、温かい状態が続くようにしたほうがいいです。
さらに、容器の口が大きく開くタイプであれば、スプーンやお箸などで途中かき混ぜると早く溶けます。
直接混ぜられないタイプなら、途中で少し振ったりしてあげるといいですよ^^
完全に溶けるまでは結構時間がかかるので、待てない場合は、溶けていない状態で食べるのも実はアリです。
パンに塗って、砂糖のようなジャリッとした食感がいつものはちみつとは違って面白いですよ^^
お料理に入れる場合は、加熱すれば溶けるので、そのまま入れてしまってもいいでしょう。
はちみつが固まらない保存方法
せっかく元の状態に戻ったはちみつを再び固まらせないために、保存方法を考えないといけませんよね。
はちみつが固まる温度は、15~18度以下です。
はちみつの理想の保存温度は18~24度となっています。
直射日光に当たらない場所で、冬の場合は温まりやすい棚の上の段などに保管してあげるといいですね。
後は、暖房が比較的、長い時間入っているリビングなどに置き場所を決めてもいいと思います。
こまめに様子をみながら、冬は置き場所を考えてみて下さいね。
他の季節の場合は、直射日光があたらない冷暗所におきましょう。
はちみつの賞味期限は?
はちみつは、糖度がとても高く、水分も少ないので、とても腐りにくい食品です。
一応、賞味期限は記載されていますが、賞味期限が切れても食べられます。
ただ、時間が立つと、風味が落ちたり、色が濃く変わってきたりします。
食べる分には問題はありませんが、一番美味しい状態で食べるには、そういった変化が起こる前に食べきってしまうのがいいですね。
また、腐りにくいとはいっても、使い方によっては、カビが発生することがあります。
特にビンに入ったタイプのはちみつだと、スプーンなどを使ってはちみつを取り出す事が多いと思いますが、その場合は、スプーンに汚れや水がついていない状態で使いましょう。
水やその他の汚れがはちみつに混ざってしまうと、そこからカビが発生したりする事ももあります。
かならず、水分を拭いて、使っていないキレイな状態のスプーンなどを使って取り出して下さいね。
まとめ
はちみつが固まる原因は、はちみつに含まれるブドウ糖が原因で、特にはちみつが劣化してしまったという事でありません。
溶かせば元のように、普通に使う事が出来るので、捨てずに最後まで使い切って下さいね。
湯煎で溶かせば比較的安全に、失敗なしで溶かす事ができます。
もし固まった状態ではちみつを取り出す事が出来る場合は、一度、その状態のはちみつも食べてみるといいですよ^^
以外と食感が美味しくてハマってしまうかもしれません。
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