旅行に出かけた時に、生もののお土産を宅急便で送ったり、ケーキなどを買ったりすると、必ずといっていいほど、保冷剤ってついてきますよね。
何かある時に、保冷材は使えるからと思って冷凍庫の中に入れている方も多いんじゃないでしょうか。
私は、冷凍庫から大小30個ほどの保冷剤が出てきたことがあります^^;
さすがに、これだけあっても使えないし、冷凍庫の中の整理をするにはゴミとして出す必要がありますが、保冷剤は何ゴミとして出していいのかわからないですよね。
そこで今回は、保冷剤の捨て方についてご紹介します!
必要のない分はスッキリ処分すれば、冷凍庫の空も出来て、食品が見つけやすくなりますよ~。
◆保冷剤を捨てずに再利用する方法はこちら↓
【保冷剤の再利用方法はコレ!捨てずにエコで意外な使い道も】
保冷剤の中身は何で出来ている?
保冷剤をゴミに出すときに、ちょっと気になるのが保冷剤の中身ですよね。
凍らせると硬くなるものや柔らかいままのものなど種類もありますが、この中身が何かわからないと安心してゴミに出せませんね。
実は保冷材の中身は、高吸収性ポリマーが1~2%と水が98~99%できています。
中身のほとんどは実際は、水なんです。
結構、意外ですよね!
高吸収性ポリマーは、その重さに対して水分を500倍から1000倍くらいまでためる事ができるんですって。
紙おむつでも、それと同じ物が保冷材の中身に入っているんですよ。
そう考えると、水分をたくさん吸収できるというのは、納得ですよね。
保冷剤の分別方法
保冷剤の中身は、高吸収性ポリマーと水とわかると、区分の仕方もなんとなくわかりましたか?
おむつと一緒で、多くの市区町村では可燃ごみとして捨ててくださいとなっています。
保冷剤の外側の袋には、ビニール袋や防水加工されている不織布を使用しているタイプもあって、外側がビニールだし分別して出した方がいいのかな?とも考えてしまいますよね。
ただ、保冷剤の中身は凍らせた状態じゃなければ、ジェル状のものなので、キレイに出すことは難しいですし、そのまま可燃ごみとして捨ててしまうのがいいでしょう。
保冷剤の中身は水道で流してもいい?
保冷材の中身を水道で流してしまった経験のある方、いませんか?
先ほどご紹介した通り、保冷剤の中身は、高吸収性ポリマーです。
キッチンの排水溝に流してしまった場合には、排水パイプのS字になっている所で高吸収性ポリマーがつまってしまう可能性があります。
水は当然流れなくなって、修理費などがかかってしまう場合もあるので、絶対に排水溝に流すのだけはやめて下さい。
トイレに流すのも同じくNGです。
もし、再利用などで、中身を出して使用したものを捨てたい場合は、袋の中に新聞紙などを敷いて、その上に中身を入れて袋の口を縛って、可燃ごみとして捨てましょう。
ハードタイプの保冷剤
キャンプや釣りなどで使うような、ハードタイプの保冷材の場合には、通常の保冷剤と異なり、中身は溶けると液体の状態になってしまいます。
中身は、同じく高吸水性ポリマーが使用されています。
容器がプラスチックなどの堅いものなので、こちらも処分に悩むと思いますが、これも大体の自治体では可燃ごみとなる事が多いです。
プラスチックごみを分けて回収している自治体の場合は、その分別方法に従う必要があります。
大体、プラスチックごみもキレイなものだけを集めてリサイクルすると思うので、中身が入った状態のハードタイプの保冷剤であれば、可燃ごみになる事が多いでしょう。
念のために、お住まいの自治体で確認するといいですよ。
私もよくどう捨てていいかわからないものは、電話で聞くのですが丁寧に教えてもらえます^^
まとめ
保冷材の中身や捨て方について紹介してきました。
確かに、いつか使うかもと思いがちな保冷剤ですが、持っていても冷凍庫の中に数個入っている程度にしておく程度で、大体、事はたります。
再利用する方法もありますので、興味のある方は、再利用もしつつ、必要ない分は捨てて、スッキリした冷凍庫になるといいですよね。
コメント
私も捨て方に困って、保冷剤を作っている業者さんに聞きましたが、水を吸ってあの大きさなので、これから1000倍に膨れるというのは誤りではないでしょうか。
そこでは大量の水とともに流してくださいと言ってましたが、それも信じきれず、
焼却に大きな水の塊を捨てて、燃やすのに多大なエネルギーをかけるのと、どちらがいいのか悩んでいます。
記事の文章中に誤解をまねく表現があり申し訳ありませんでした。
当該の文章を削除しました。
大量の水で流してと言われたのですね。
業者さんがおっしゃっていいるのなら、大丈夫なのかもしれませんが、
万が一排水が詰まるような事があっても困るので、私なら怖くてできないです・・・。