洗濯物から臭ってくる生乾きのニオイは本当にイヤになりますよね。
汗をかいたりして、衣類が濡れてしまうと、臭いがまた出てきてしまったり、一度発生させてしまった生乾き臭は、次に洗濯をしても取れなかったりします。
このイヤな生乾き臭を発生させないために、原因をしっかり知って、対策をとっておくといいですよ^^
今回は、生乾き臭の原因と対策についてご紹介します!
部屋干しのコツはこちらにまとめました↓
【洗濯物の部屋干しのコツ!臭わない早く乾く方法やおすすめの場所】
生乾き臭の原因は?
生乾きの洗濯物から臭ってくるイヤ~なニオイ。
その生乾き臭の原因は、雑菌です。
洗濯をしても取りきれなかった汚れや皮脂などについていた雑菌が、洗濯が生乾きの状態が続くことで、たくさん増えて臭いを発生させてしまいます。
特に雨の日など湿度が高い日や、冬の寒い日になかなか洗濯物が乾かずに、生乾きの状態になってしまう事が多いですよね。
それ以外にも、汚れた洗濯物を長時間放置してしまったり、濡れたタオルを長時間カゴに入れっぱなしにしている事でも、雑菌が増える原因になります。
また、通気性の悪い洗濯カゴや洗濯機に直接汚れものを入れて放置している場合も、通気性が悪く雑菌が増えやすいので注意が必要です。
・長時間の汚れの放置
・汚れが完全に落ち切っていない
・濡れている状態が続いている
これらの事から雑菌が増えてしまうので、そういった事のないようにする必要がありますね。
生乾き臭の対策
洗濯物は素早く乾かす
一番臭ってくるタイミングは、やっぱり洗濯物がなかなか乾かない時です。
生乾き臭をさせないためには、雑菌がたくさん増えてしまう5時間以内に乾かしてしまう事です。
雨の日や冬の寒い日は何も対策なしで干すだけだと、なかなか乾かないので、乾きにくい日だけでもしっかりと早く乾かす工夫をしましょう。
洗濯ものを素早く乾かすには
・扇風機やサーキュレーターで風を当てる
・洗濯乾燥や浴室乾燥を使う
・10分ほど軽く洗濯乾燥をかけてから干す
・ある程度乾いたら、アイロンで一気に乾かす
・洗濯物が乾きやすい干し方をする
これらの方法がおすすめです。
雨の日でも、扇風機の風をしっかりと当て続けていると洗濯物は早く乾きます。
ポケットがあるものは裏返して干すだけでも、乾きが早くなります。
また、洗濯機に乾燥機能が付いている場合は、使ってあげるのが一番です。
ただ、デリケートな服は乾燥機にかけられないので、浴室乾燥をつかったり、10分くらい弱い乾燥のコースでかけてから干すだけでも乾きが早くなります。
分厚い洗濯物など、乾きにくいものは、ある程度乾いたら、アイロンでジュッと洗濯物の水分を飛ばしてあげることで、すぐ乾きます。
雑菌は熱にも弱いので、乾燥機やアイロンを使えば除菌代わりにもなるでしょう。
濡れたものは洗うまでは干す
わが家で生乾き臭が発生する原因の一つに、夜お風呂上りに使ったタオルをカゴに入れておいて、朝洗濯する事でした。
通気性のいいカゴに入れてはいましたが、やっぱり濡れたタオルが何枚も重なっていると、臭いが発生してしまうんですよね。
そうすると他の濡れていない洗濯物まで湿った状態になって、タオルも他のものも臭い状態に・・・。
そこで、使ったバスタオルなどの濡れているものは、朝洗う時まで干しておくようにしています。
これだけで、各段に臭う率が低くなりました。
ちょっと面倒ですが、脱衣所に突っ張り棒などで干すスペースを作って、子どもにもかけられるようにしておいたら、それぞれ自分で干してくれるようになりました。
毎回タオルが臭う人は、このちょっとしたことでも変わるので、やってみて下さいね。
汚れものはためない
お洗濯を毎日しているお家の方が多いとは思いますが、家族が少人数の場合や一人暮らしの場合は、汚れものをためて置いて一気に洗うという事もありますよね。
この放置している間にも洗濯物の雑菌は増えていってしまいます。
洗濯物は、溜めずに出来るだけこまめに洗濯するのが一番です。
部屋干しするのにも、少量ずつ干す方が間隔もあけて干す事が出来るので、乾きやすいです。
また、洗濯機に入れる衣類の量も出来るだけ詰め込まないようにしましょう。
詰め込むと汚れが落ちにくくなります。
大体、洗濯槽の7割くらいになるように入れるといいでしょう。
洗剤は適量を使う
入れる洗剤の量は、洗剤のパッケージに目安が書いてあります。
それ通りに入れるようにしましょう。
多く入れた方が汚れが落ちると思って、たくさんいれてしまうと、洗剤がすすぎきれずに衣類に残ったままになってしまう事も。
そうなると、残った洗剤が菌のエサになってしまい菌が増える原因になる事もあります。
適量がしっかり溶けるように入れるのが一番ですよ。
洗濯槽の掃除をする
洗濯槽の中は、カビや汚れが溜まりやすいです。
カビの生えた洗濯機で洗濯をすると、余計に菌やカビを洗濯物に付着させてしまう事にもなります。
何をしても洗濯物が毎回臭うという場合や、定期的に掃除をしたことがないという方は、一度洗濯槽の掃除をしてください。
洗濯槽の掃除専用の洗剤も売られているので、汚れがひどそうな方はしっかり専用の洗剤を使用してお手入れするのがおすすめです。
お風呂の残り湯は洗いだけ
お風呂の残り湯でお洗濯をしている場合も注意が必要です。
お風呂の残り湯には、残念ながら雑菌がいっぱい。
洗いの工程で使うのはまだいいですが、すすぎの時には、キレイな水道水を使ってすすぐようにしましょう。
すすぎの段階でもお風呂の残り湯を使ってしまうと、残り湯の雑菌が衣類に移ってしまって、ニオイの発生の原因になってしまいます。
出来れば、残り湯を使う時は、漂白剤など殺菌効果のある洗剤も一緒に使用するようにするといいですよ。
残り湯で洗濯するコツはこちら↓
【お風呂の残り湯で洗濯するコツ!雑菌や臭いも気にならない方法】
生乾き臭が発生してしまったら
色々対策をしていても、生乾き臭はしてしまう事はあります。
そういう場合は、衣類の雑菌を一旦リセットしてあげましょう。
私のおすすめは酸素系漂白剤です。
もう、これ一択!
有名なのだと、オキシクリーンとかですね。
私は、日本製のオキシウォッシュを使っています。
紀陽除虫菊 オキシウォッシュ 酸素系漂白剤 [粉末タイプ / 680g] 除菌 消臭 衣料用漂白剤 (掃除洗濯 / 粉末洗剤 / 日本製)つけおき 食べこぼし 黄ばみ除去
衣類用の他の漂白剤でももちろんいいのですが、オキシはツンとするニオイもなく皮脂汚れを落とすのも得意な漂白剤です。
皮脂汚れもニオイが発生する原因ですし、黄ばみなどもキレイに取れて感動しますよ^^
色柄ものにも使えます。
私は、いつもタオルが臭ってきたら、タライにお湯をはって、オキシをしっかり溶かしてからタオルを30分~1時間ほど付けておきます。
その後、通常通り洗濯をするだけで、まったくニオイがしないクリーンなタオルに戻ってくれます。
タオルを付けた後のお湯を見てみると、ちょっと黄ばんだような色のお湯になっているので、しっかり汚れが落ちているのが目にも見えて楽しいんです^^
ただ、直接タオルに振りかけた時は、粉がかかったところが色落ちしてしまったので、しっかりと溶かして使うのがいいですよ。
漂白剤はいろいろ使っていますが、本当に毎回、しっかり汚れもニオイもおちてくれるので、もっと早く使っていればよかったと思う洗剤です。
これ一個もっておけば、生乾き臭なんて怖くないですよ^^
オキシがない場合は、これらの方法があります。
・他の衣類用漂白剤につける
・煮沸消毒
・熱湯消毒
・重曹を溶かして漬ける
煮沸や熱湯消毒は、衣類が傷む可能性もあるので、あまりおすすめしませんが、殺菌するのには効果的です。
洗濯機によっては、60度のお湯で洗濯して除菌できるものもあります。
本当にスッキリニオイも取れて、タオルもフワフワに仕上がりますよ^^
重層も、ニオイを取るのによく使われますよね。
10Lのお湯に大さじ1の重曹を混ぜて、ニオイのする洗濯物を浸け置きしておきましょう。
他の漂白剤でももちろん除菌は出来るので、お家にあれば、それを使用するのもいいですよ。
【濡れたタオルは洗濯までどうする?臭わないおすすめ一時置き場】
まとめ
生乾き臭の原因は雑菌なので、雑菌を増やさない洗濯の仕方をしましょう。
とにかく、洗濯するまでに衣類に雑菌を増やさないようにすること。
洗濯でしっかり雑菌が落ちる様に詰めこんで洗わない、定期的に漂白剤などを使って除菌するなどしましょう。
ニオイやすいものは、定期的に浸け置きしておくだけでも、イヤなニオイが発生しにくいです。
また、洗濯物は出来るだけ素早く乾かすように工夫して下さい。
扇風機は光熱費も安く、回して放置しておくだけなので楽に早く乾かせるおすすめの方法です。
ぜひ、これらを習慣づけて生乾きの嫌な臭いとおさらばしてくださいね。
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