お茶を毎日飲んでいると、出る茶殻も結構な量ですよね。
毎日、茶殻が出るたびに、なんとなくそのまま捨てるのはもったいないなぁと思いながらも、どうしていいかわからず捨てていました。
でも、この茶殻もいろんな用途で使えるんですよ^^
今回は、茶殻を上手に再利用する方法をご紹介します!
その他のものも有効に再利用して活用するなら↓
【リユースできるものの再利用の例とアイディアいろいろ紹介】
お茶殻を再利用するための下準備
茶殻を利用するときは、そのまま使う場合もありますが、基本はしっかり乾燥をさせてから使います。
天日干し
ほったらかしでできる天日干しは、一番ベーシックなやり方です。
茶殻を、大きなザルや新聞紙などに広げて、しっかり日光に当てて乾燥させます。
風で飛ばないように気を付けましょう。
電子レンジ
手っ取り早く乾燥させたいときは、電子レンジが便利ですね。
大きめのお皿に茶殻を広げて、ラップはせずに温めます。
やりすぎると焦げてしまうので、様子を見ながら加熱をしてください。
フライパンで煎る
フライパンは、様子を見ながら乾燥させることができるので、一番好きなやり方です^^
大きめのフライパンを用意して、茶殻を全体を広げて火にかけます。
軽く混ぜながら、しっかり乾燥するまで煎りましょう。
茶殻の再利用方法
茶殻の乾燥が出来たら、さっそく使ってみましょう!
いろんな用途がありますよ^^
料理に使う
茶殻を使った料理に使うのがおすすめです。
茶殻には、お茶を入れたあとも、ポリフェノールやビタミンなどが豊富に含まれていて、食物繊維もとれるので、体にもよさそうですよね。
私のお気に入りは、お菓子に入れる方法です。
- クッキー
- パウンドケーキ
- ホットケーキ
- プリン
- マフィン
お菓子に入れるなら、緑茶以外にもほうじ茶、紅茶、ウーロン茶でも、お茶好きならなんでもおいしいです!
いつものレシピに加えるだけでいいので、簡単ですよ^^
フワッと香るお茶の香りが、上品でワンランク上のお菓子のようになります。
食感が気になる場合は、乾燥させた後、フードプロセッサーで細かくしてから入れるといいですよ^^
お料理では、
- ふりかけ
- 佃煮
- 和え物
- 炊き込みご飯
- チャーハン
- 卵焼き
- からあげ
- てんぷら
- 野菜炒め
卵焼きや唐揚げに茶殻を混ぜ込んで作るという人もいました。
てんぷらは茶塩とかにつけて食べることもあるので、はじめから衣に混ぜてあっても違和感なさそうです。
納豆のトッピングとしてもおいしいみたいですよ~^^
この中ではふりかけが一番、私はおいしくて好きですね。
鰹節と醤油、砂糖などと一緒に煎るだけなので簡単ですし、無添加のふりかけは子供にも安心して食べさせることができます^^
掃除に使う
茶殻の再利用方法として、掃除に使うというのも結構メジャーな方法です。
普段ティーパックタイプのお茶を飲んでいる人におすすめなのは、ティーパックのまま掃除することです。
シンクや蛇口、鏡をティーパックでこすってあげると、くもり防止にもなります。
フローリングやいろんな場所の拭き掃除に使う人もいるようです。
お茶の色とか気になりそうですが、大丈夫なんでしょうかね。
これ、ちょっといいなと思うのが、玄関の土間掃除の時に使う方法です。
湿った茶殻を土間に撒いて、ほうきで履くだけ。
湿った茶殻がほこりを吸着してくれるので、ほこりが舞い上がらずに掃除することができます。
土間は、けっこう砂ぼこりがたつので、これはよさそうです。
靴の裏は菌も多そうなので、ついでに殺菌にもなりそうですよね^^
昔の人は、畳の掃き掃除にも同じように使っていたみたいですよ。
今は、掃除機があるので、必要はないですが・・・。
消臭剤として使う
緑茶には消臭効果もあるので、いろんなものの消臭にも使えます。
ティーパックを使っている人は飲んだらそのまま、急須に入れている人は、茶殻をお茶パックに入れて、冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫の中の消臭になるんですよ^^
冷蔵庫に入れておくと茶殻も乾燥するので、乾燥したら、今度は別のところの消臭に使います!
ちなみに電子レンジやフライパンで茶殻を乾燥させるときにも、電子レンジ・フライパンの消臭が期待できます。
・下駄箱
・タンス
・靴の中
・魚焼きコンロ
・まな板
・鍋
・ペットのトイレの砂
・灰皿
・ごみ箱(生ごみの消臭)
下駄箱や靴の中には、乾燥した茶殻をティーパックなどに入れた状態で入れておきます。
まな板や鍋など調理道具の消臭に使うときは、濡れた状態の茶殻をパックや布で包んだ状態で、スポンジのようにこすってあげると消臭できます。
錆び予防にもなるらしいので、包丁や鍋によさそうですね。
生ごみの消臭にもいいので、ゴミ箱の中に乾燥した茶殻を入れておくといいですよ。
家庭菜園に使う
茶殻は意外かもしれませんが、肥料にもなります。
茶殻が土の栄養となり、元気のなかったお花や野菜にも活力を与えてくれますよ。
土と混ぜることで、分解、吸収され肥料となりますが、そのままではなく、もう少し手を加えてから使うことで効果が増します。
1.茶殻をもう1度お湯で沸かします。
2.そのまま冷まし、冷めたら土に混ぜて使うだけ。
茶殻には様々な栄養成分が残っているので、ぜひ肥料としても再利用したいですね。
美容やリラックスに
茶殻は、美容にもよく、香りがいいのでリラックス効果も期待できます!
お風呂に入れる
茶殻をお茶パックにいれ、それを湯船にいれればお茶の香りのお風呂になります。
お茶の香りで癒されて、お肌もすべすべ。
お茶パックで肌を撫でるようにしてもOKです。
湯呑やカップと同じで、お風呂に茶渋がつく可能性もあるので、上がったらすぐにお風呂を洗うほうがいいですね。
茶殻枕
枕の中に、茶殻をお茶パックや布袋に入れたものを忍ばせておきます。
フワッとお茶の香りが香って、安眠できるかも?
洗顔に使う
洗顔するときに、茶殻を使うと角栓をとってくれます。
パックにすると美白効果があるとも言われています。
まとめ
茶殻の再利用は、料理や掃除、美容関係にまでいろんな用途があります。
おすすめは、料理に使ったりして食べることです。
一度お茶を入れた後の茶殻なのに、まだまだしっかり香りや栄養が残っているので、余すことなく食せるのはいいですよね。
お掃除にもいろいろ使えますが、ティーパックを使ってキッチン回りの掃除に使うのが使いやすそうなので、ぜひ実践したいと思います。
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