お菓子作りには、かなりの頻度で必要になるのが泡だて器です。
生クリームやメレンゲを作るのには、必須の道具ですが、泡だて器がないとこれらが作れないというわけではありません。
泡だて器をわざわざ買わなくても、泡立てるのが大変な生クリームもメレンゲもお家にあるもので泡立てることができますよ。
今回は、泡だて器の代用品と泡だて器がなくても生クリームやメレンゲなど早く泡立てる方法をご紹介します!
クッキングシートやケーキ型など他の道具の代用はこちらで↓
【お菓子作りの道具は代用品でもOK!お家にあるものが使える】
泡だて器の代用品で生クリームを泡立てる
レモン汁かジャムを使う
生クリームを泡立てたいとき、泡立て器がなくてもOKです。
ちょっとした裏技とスプーンかフォークがあれば、とっても簡単に泡立てられますよ。
◆用意するもの(生クリーム200ccの場合)
・レモン汁(ポッカでもOK)小さじ2
(レモンがなければ、ジャム大さじ2)
・スプーンかフォーク
レモン汁やジャム(何ジャムでもOK)には、ペクチンというのが含まれています。
このペクチンが、生クリームを固まらせるのを助けてくれます。
普通に泡立てるよりも早く泡立つので、泡だて器の代用として、フォークやスプーンで混ぜても、すぐ泡立てできますよ。
植物性の生クリームでも、この方法で簡単に泡立てる事ができます。
味については、レモン汁なら少しさわやかなさっぱり風味の生クリームになります。
ジャムの方はあまり味はわからないと思います。
泡立った後に、ジャムをプラスで加えると、色付きでほんのりジャム味の可愛い生クリームにすることもできますよ^^
ペットボトルを使う
レモン汁やジャムもない場合、味が変わりそうだから入れたくないという場合は、ペットボトルなどの空き容器を使います。
◆使える空き容器
・ペットボトル
・タッパー(しっかり閉まるもの)
・ビニール袋
・蓋つきのビン
・マヨネーズの空容器
これらの容器に生クリームを入れて、シャカシャカシェイクします。
この中でも、ペットボトルは持ちやすいのでシェイクしやすいです。
ただ、泡立てた後はペットボトルを切らないと生クリームを取り出す事ができまないので、気を付けてペットボトルを切って下さい。
スプーンが入る瓶などのほうが取り出す時に楽かもしれませんね。
ビニール袋を使う時は、袋の中に空気をしっかり入れて、中で生クリームがバシャバシャと動くようにしてシェイクして下さいね。
少量の時は、袋を使うのが手っ取り早いですよ^^
マヨネーズの空容器を洗ってキレイにとっている場合は、マヨネーズの空容器でも泡立てることができます。
しかも、しぼりだしもそのまま出来るので、便利です!
いつもマヨネーズの空容器は捨てていましたが、洗って取っておくのもいいかもしれませんね。
泡立て器の代用品でメレンゲを作る
卵白を凍らせる
メレンゲは卵白を凍らせることで、早く泡立てる事ができます。
泡立て器の代用として、フォークか菜箸を何本か一緒に持って泡立てるのでOK!
◆やり方
1.卵白をシャーベット状になるまで凍らせる
2.フォークや菜箸で空気が入るように混ぜる
これだけです!
泡立て器がなくても、簡単に泡立てることができますよ^^
ビニール袋を使う
生クリームを泡立てるのと同様に、メレンゲを泡立てるのにビニール袋も使えます。
卵白を凍らせる時間がない場合や、凍らせたりするのが面倒な場合は、こっちの方が早いです。
卵白と砂糖をビニール袋に入れたら、袋に空気を入れて、漏れないようにギュッと口をひねってから持ちます。
そのあとは3分ほどフリフリしていれば、ふわふわのメレンゲができますよ^^
泡立て器の代用品でバターをクリーム状に
バターを泡立て器でクリーム状にしたい場合も、泡立て器じゃなくても大丈夫です!
私はいつも、ヘラを使ってやります。
バターは5秒くらいレンジでチンして、溶ける寸前、ゆびで押すと凹むくらいの硬さにしておきます。
その柔らかさにしておくと、ヘラでも楽にクリーム状にすることができますよ。
ヘラもなければ、スプーンの背中を使ってバターをつぶすように混ぜていけばOKです。
泡立て器の代用に使えるもの

生クリームやメレンゲの泡立て方でご紹介したように、別のものを使って泡立てる事は可能です。
後は、もう少し泡立てやすいように工夫する事もできます。
菜箸
菜箸は、料理にも使うのでどのお家にもありますよね。
料理で卵を混ぜたりするのにもよく使うと思うので、他のものも泡立てられます。
ホットケーキの生地やお好み焼きの生地のようなトロトロしたものなら、菜箸2本でも十分かき混ぜることはできます。
もう少し、きめ細かく混ぜたい時は、菜箸を6本くらい組み立てて使うと、泡立てしやすいです。
◆使い方
1.菜箸を2本一組で先がハの字になる用に輪ゴムで止める。
2.2本×3組が出来たら、全部をひとまとめにして輪ゴムで止める。
お茶をたてる茶せんに似た様な感じになり、2本で混ぜるよりも、泡立てやすくなりますよ。
フォーク
泡立て器の代用でフォークを使う場合は、フォークを2本持って泡立てるのもおすすめです。
持つときは、フォーク同士を背中合わせにするようにして持ちます。
そうすることで、より空気を含ませて混ぜることができますよ。
シャバシャバのものを混ぜる時は、菜箸よりもこっちの方が混ぜやすいと思います。
ミキサー
ハンドミキサーがなくても、ジュースミキサー(ジューサー)があれば、泡立て器の代わりにもなりますよ。
スイッチオンで、見守ってれば出来るので、実は一番楽です。
ただミキサーでは生クリームを作るのは少しコツが必要。
ミキサーの高速回転では強すぎる場合があるので、様子をみて調整しましょう。
ゆっくり可動させると、その分、空気がはいりながらフワッと混ぜれるので、綺麗に仕上がります。
フリフリしたり、シャカシャカしたりするのが面倒で、お家にミキサーがある場合は、使ってみるといいでしょう。
ブレンダ―
ブレンダ―があれば、ブレンダ―も泡立て器の代用として使えます。
生クリームなどを泡立てたい時には、泡立て用のアタッチメントがあると思うので、それを使いましょう。
機種によっては、専用のカップがついているものもあります。
少量なら、かなり早く泡立てる事が出来ます。
ヘラ
ヘラもかき混ぜるアイテムとして、使えます。
ヘラで混ぜるのにおすすめなのは、ケーキやホットケーキなどの生地です。
ただ円を書くように混ぜるよりも、切るように混ぜるほうが生地作りには合っています。
粉類を入れてから混ぜるのには、ヘラを使うほうが上手に混ざりますよ。
まとめ
泡立て器の代用品について、色々ご紹介してきました。
以外と、お家にあるものが泡立て器の代わりになりますね。
生クリームやメレンゲを泡立てる時は、ご紹介したいような裏技を使うと楽々です^^
泡立て器をめったに使わない場合は、買わなくても、いろんなもので代用が出来るので、ぜひ目的にあう代用品を使って下さいね。
コメント