普段、何気なく使っている醤油ですが、醤油はどこに保存すればいいの?と、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
特に気温が高くなってくると、常温でも大丈夫なのか、冷蔵庫に入れる方ががいいのかと考えてしまいますよね。
今回は、醤油の正しい保存方法や、醤油の劣化についてご説明します。
毎日使うお醤油をより美味しく使うために、ぜひ読んでみてくださいね。
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【調味料の保管場所と正しい保存方法はコレ!劣化を防いで安全に】
醤油の正しい保存方法
醤油はスーパーなどでは、常温の状態で売られていますよね。
なので、そのまま常温で保存している方も多いんじゃないでしょうか。
私も使いやすいようにガスコンロの下の引き出しに常温の状態で置いていました。
でも、夏になると家の中も暑いですし、特にガスコンロや流し台の下は湿気もこもってあまりよさそうな環境とはいえない態です。
こんな暑いところに醤油を置きっぱなしにしておいていいものかと、ちょっと気になりました。
そこで、うちにある醤油のラベルを見てみると、書いてありました!
開封前は、直射日光を避け常温保存。
開封後は冷蔵庫に保存。
ちゃんと書いてたんですね~。
醤油は開封した後は、冷蔵庫に保存するのがいいみたいです。
醤油は塩分濃度が高く、保存食の1つのため、保存環境によりますがすぐ腐るようなものではありません。
でも、開封した瞬間から空気に触れることにより、酸化と劣化が始まります。
暑い時期に常温で置いておくと、カビが生える原因にも。
冷蔵保存をすると、酸化や劣化を遅らせることができ、美味しい醤油の状態を維持することができます。
醤油は開封後いつまでに使い切ればいい?
お醤油は、毎日といってもいいほどよく使うものなので、1Lや1升単位で購入する方も多いですよね。
私は、いつもスーパーで1Lのペットボトルに入ったものを購入しています。
大体、2~3カ月でなくなって新しいものを購入していますが、実は、開封後は1カ月以内に使い切るほうがいいのだそうです。
醤油の賞味期限は、未開封の場合のみの期限になります。
開封後は、先程もお伝えした通り、開封と同時に劣化が始まります。
醤油は品質だけでなく、香りや風味も落ちていきますので、冷蔵保存をしながら早めに使いきりましょう!
私のように、1Lを2~3カ月で使い切るペースの方は、500mlなどの小さいボトルを購入する方がいつもよい状態のお醤油を使えることになりますね。
これを機にお醤油を買うときのサイズを考えてみるといいかもしれません。
小さいボトルのほうが、そのまま冷蔵庫に入れやすいですしね^^
醤油の劣化の見極め方!害はある?
醤油は開封後から劣化が始まるとご紹介していますが、どういうものが劣化した状態なのかは、よく知らない方も多いんじゃないでしょうか。
まずは、醤油が劣化するとどうなるのか確認していきましょう!
色が黒くなる
醤油は時間の経過と同時に色が黒くなります。
黒くなる原因は、空気や温度、光などが関係していますが1番は空気による酸化です。
たしかに、購入したばかりのものや、酸化防止がされている密封タイプの醤油を使うと色が透き通った赤っぽい色をしています。
それがいつの間にか黒くなっていっていたのですが、酸化しているからなのですね。
酸化したかどうかの一つの見極めかたとして、醤油の色味を確認するのがいいですね。
また、醤油によっては色が違うので、開封前の色をしっかり覚えておくといいかもしれません。
味や風味の変化
酸化をしている醤油は、味がどんどん濃くなっていきます。
また苦味も増すといわれているんです。
風味も落ち、少しこもったような香りに変化していくのが特徴。
中には古くなったぐらいの濃い味が好きな方がいるそうですが、酸化が進んでしまっている証拠になります。
上記にもありますが、醤油はすぐ腐るような調味料ではないため、劣化がみられたものでも体に害などはありませんので、食べるのには問題ありません。
醤油の詰替えにおすすめの容器は?
一升瓶や1Lのペットボトルで購入した醤油は、そのままでは使いにくいので、別の容器に詰め替えて使っている方もいると思います。
せっかく詰め替えるなら、醤油が良い状態で保てるものに詰め替えるのがおすすめです。
密閉できるもの
醤油はとにかく酸化を遅らせなければいけません。
開封後は酸化を止めることは出来ないので、なるべく空気に触れないですむ、密閉型の容器がオススメです。
最近では、最初から密閉容器に入っている醤油も売られていますね。
ネットショップでも種類豊富に販売されていますので、見てみてくださいね。
軽量なもの
醤油は使用頻度が高いため、出し入れが多くなります。
重い容器では扱いづらいので、なるべく軽量化されたプラスチック容器もいいですね。
プラスチックは落としても割れないので、お子さんがいる家庭の安全面も安心です。
衛生面
よく使う調味料はなくなるのも早いです。
使い終わった容器は毎度洗うのがオススメ。
その際に、洗いにくいものではなく、口が広いタイプなど中まで洗えるような容器を選ぶと長く衛生的に使えますよ。
ガラス製
プラスチックは軽量で扱いやすいですが、匂い移りを防ぎたい方は、ガラス製品の容器もオススメ!
傷もつきにくく、汚れも落ちやすいメリットもあります。
また耐熱のものであれば熱湯消毒も可能!
心配な夏場にも有効的ですね。
液だれ防止
油を使ったあとに液だれをし、容器の底が丸くあとが付くことありますよね。
掃除の手間もかかります。
醤油の出る部分が斜めにカットされていたりと、液だれしないようにと工夫されたものがありますので、ぜひ使ってみてください!
他にも、塩分のとりすぎや液だれを防止するための、スプレータイプ、プッシュタイプの容器もあります。
まとめ
和食を作るのに絶対に欠かす事のできない醤油。
一番使う調味料だからこそ、しっかりと正しい方法で保存しておきたいですね。
未開封の場合は、高温多湿を避けた常温。
開封後は、冷蔵庫に入れるというのが醤油の保存方法です。
今まで常温で置いていた方にとっては、醤油を冷蔵庫に入れるのは面倒かもしれませんが、おいしい醤油でお料理ができるように、ぜひ冷蔵庫に入れて保存して下さいね。
さらにおいしい状態の醤油が使いたい場合は、酸化防止されたボトルに入ったお醤油もあります。
我が家でも使っていますが、サラッととてもおいしい状態が保たれているのがよくわかりますよ。
ぜひ、そういうものも使ってみてはいかがでしょうか。
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